17（水）
参加費＝1日参加券Bかフリーパス券。
午前10時
ダンス談話（16日公演について）＝伊地知優子（舞踊批評）

午後2時〜5時　【斜面の林】
ダンス・白州＝夏井秀和、アナスターシャ・スミルツカヤ（ロシア）　番外：武内靖彦【舞庭】

午後7時30分　【森の舞台】　ドキュメンタリー映画
田中泯ダンスロードインドネシア
「ウミヒコ ヤマヒコ マイヒコ─白州版─」
監督：油谷勝海
出演：田中泯（映画上映時は、ライブで声の出演）
昨年11〜12月の45日間、スラウェシ島、スンバ島、カンゲアン諸島、マドゥラ島、バリ島へ。西トラジャ族、オシン族など、多様な民族と島を旅ゆく田中泯。海、山、村里、田畑、自然、じつに多様な熱帯の風土。人びとの暮らしと労働を尊敬し、時に協働、祭りを愛し、芸能の魔と野生を訪ね、カオスと自由の真っ只中で自身を試す。「立ち尽くすだけ、座っているだけ、道をふらふらするだけ、踊りになるかどうかわからない」…。道を踊る、水牛と踊る、大樹と踊る、渓流で踊る、海上で踊る、死者を踊る、離別を踊る──。「田中泯」を知らない人達の前で、無名の異人として踊る試み。踊りたいという気持ちを催したときに、隆起する踊り。生命＝ダンスの生成と波動が、ピュアに刻一刻とつたわってくる。遊行するマイヒコを受けとめ、交感するインドネシアの子供、大人、生き物たちのいかに生き生きと躍動していることか。全編にわたり「踊り」の素型が満ちているダンスロードムービー。秋公開に先駆け、白州版の特別上映２時間。